お歳暮のお礼状の書き方と文例|はがきで出すとき・辞退したいとき
お歳暮が届いたら、お礼状を出します。お礼状は感謝を伝えるだけでなく、品物が無事に届いたことを知らせる役目もあります。出す時期、書く順番、相手に合わせた文例をまとめました。
出す時期:届いたらすぐ
届いた当日か翌日に出すのが理想で、遅くとも1週間以内が目安とされています。2〜3日以内を目安とする案内もあります。目上の方や大事な取引先には、まず電話でお礼を伝えてから、お礼状を出す方法もあります。
親しい間柄なら、電話やメールでお礼を伝えてもかまいません。目上の方には、手書きのはがきや手紙のほうが丁寧とされています。はがきは手軽ですが、ほかの人の目にもふれるので、改まった相手には封書の手紙がいちばん丁寧です。
書く順番
- 頭語(拝啓など):目上の方や仕事の相手には付けます。親しい相手なら省いてかまいません
- 時候のあいさつ:12月なら「師走の候」「歳末の候」。やわらかく書くなら「今年も残りわずかとなりました」「寒さが日ごとに厳しくなってまいりました」など
- お礼:品物が届いたことと、お礼の言葉。どう使ったか、家族が喜んだことなどを具体的に書くと、気持ちが伝わります
- 相手を気づかう言葉:「寒さ厳しき折 どうかご自愛ください」など
- 結びのあいさつ:「まずは略儀ながら書中にてお礼申し上げます」「まずはお礼まで」など
- 結語(敬具など):頭語と組み合わせます(拝啓なら敬具)。仕事の相手に「かしこ」は使いません
- 日付
お返しは、基本的にいりません
お歳暮は日ごろのお礼として贈るものなので、お返しは基本的に不要とされています。そのかわりに、お礼状で感謝を伝えます。
喪中のとき
お歳暮はお祝いではないので、贈る側と受け取る側のどちらが喪中でも、失礼にはあたらないとされています。喪中にかかわるお礼状では、「ご健勝」「ご清祥」「お慶び申し上げます」のような、お祝いの意味をふくむ言葉を避けます。
今後は辞退したいとき
これからはお歳暮を控えてほしいときは、いただいた品へのお礼状の中で伝えるのがよいとされています。まずお礼を述べてから、「今後はどうかお気遣いなさいませんよう」のように、相手を気づかう言葉で伝えます。
お礼が遅れたとき
季節のあいさつとお礼のあとに、遅れたことを短くお詫びします。言い訳は書かないのが基本です。
文例
品物の感想などを書きかえてお使いください。最後に、差出人の住所とお名前を入れます。
そのまま画像にして印刷する
「お歳暮のお礼状の文面づくり」で文例を選ぶと、縦書きのはがき画像にできます。「敬具」は自動で行の下にそろえます。
参考:高島屋(お歳暮のお礼状)、高島屋(お歳暮の送り状・添え状)、All About(お歳暮のお礼状)、All About(ビジネスのお中元・お歳暮のお礼状)、All About(お中元をいただいたときのマナー)
ほかの読みもの
- 喪中はがきの文例3つと出す時期出す時期は11月中〜12月上旬。誰の喪中にするかと、書き方の決まりも。
- 喪中はがきが届いたら決まった返事はありません。すぐ送るなら喪中見舞い、年が明けてからなら寒中見舞い。
- クリスマスカードのメッセージ文例宗教がわからない相手にはSeason’s Greetings。日本語・英語の文例と送る時期。
- 年賀状はいつまでに出す?(2027年用)2027年用から、受付は12月20日・元日に届く目安は12月27日に。書き損じ・喪中のときの交換も。
- 年賀状の文例と書き方の決まり賀詞の選び方、元旦の書き方、避けたい言葉。目上の方・親しい方・ビジネスの文例も。
- 年賀状の宛名の書き方縦書きの住所は漢数字。様と御中の使い分け、連名、会社あての書き方も。
- 年賀状に添える一言の文例印刷した年賀状に、手書きで一言。相手別の文例と、書かないほうがよいこと。
- 年賀状じまいの文例3つ最後の年賀状に一言添える伝え方と、相手に合わせた文例。
- 寒中見舞いの文例4つと出す時期松の内明けから立春の前日まで。喪中のとき・喪中の方への文例も。